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独りよがりは悪いのか

学生の頃、20年近くも前なわけですが、学校という狭い世界を卒業して社会に出なければいけない、とか思い始めるじゃないですか。
働くのなんて嫌だなと思いながらも、しょうがないので色々と調べたり考えたりしたわけです。
当時はまだブラック企業なんて言葉や考え方はなかったと思います。
もっぱら悪者になっていたのは「年功序列」や「ワンマン経営」みたいなところでしょうか。
それに加え、よく知らないのに「満員電車に乗って出社するサラリーマン」は無理、と思い込んでいました。

まあ、誰かが言っていることをたまたま聞いて受け入れたからそう思っていた、だけなんです。
100パーセント悪いなんてことはもちろんなくて、世界の潮流と違ったとしても何がいけないのかと。
世界で知られていなくても、日本的なやり方の方が良いかもしれない、と最近思うことがあります。
ちゃんと運用できれば、という条件が付きますが。
ちゃんと運用できないとブラック企業とか、ガラパゴス(悪い意味で)企業とか、滅入る方の日本が色濃く出るわけです。

というわけで、最近特に思うのが、ワンマンというとあれだけどリーダーシップというのと同じ意味じゃね?ということです。

リーダーシップ

はい、横文字なのでなんとなくしか知りません。
調べてみると、ちょっと思ってたのと違う、と感じないでしょうか。
リーダーシップを発揮して皆を引っ張っていく!なんていうと昭和のワンマン社長さもありなん。
リーダー役をやりやすいのは、やはり社長とか部長とか課長とかですかね。たぶん。

年功序列でワンマン的リーダーシップを発揮してしまうと、すごく悪い意味で日本的なイメージになりそうです。
多分、年功序列で昇進=管理職という価値観であれば、リーダー=偉いということになります。

リーダーはリーダーシップを持ちリードする役なので、偉いとか偉くないとかで測る必要はありません。
なので、日本的仕組みの解釈違いで、良い日本的にも悪い日本的にもなるんじゃないかと思います。
誰かがリードすると「偉そうにあの野郎」なんて思う人がいるのは万国共通、それを恐れてそんな役は全力回避、役につく場合は見返りとしての長役という日本式。

というわけで、実際誰もリードしたくないわけです。
でも、それでは何も進まないし、のぺっとしたぼてっとした何かの劣化版に落ち着いてしまいます。
皆で決めていこう、みたいな響きはいいのですが、実際どうする?
これは実はよくわかりません。

これはやっぱり誰かがリード役をしないといけないわけです。
それが偉いとか格が上だから、ではなく。
それをしないと結局動かないから必要なだけです。
動いてようやく文句なり要望が出てくるわけで。
動かないと気付かないこと、見えないことがたくさんあるからです。
良い独りよがりができるようにがんばるしかないわけです。

というわけで、思い立って事務所の模様替えを勝手に行った言い訳としておく所存です。