MIU
- 2008年 6月25日
- T28
カテゴリー : 2008年 6月

フランス・アニメーション界の巨匠ルネ・ラルーのコンプリートDVD-BOXを買いました。
というよりも、3年間近くずっと「レンタル屋で見つけたら借りよう!」と思ってたんですが全く見つかる気配がなく、なんとなく思い出したので購入してしまいました。。。
「ファンタスティック・プラネット」、「時の支配者」、「ガンダーラ」、「かたつむり」、「ワン・フォはいかにして助けられたか」の5作品が収録されてます。
昔、一時期切り絵にハマってた頃がありまして(ネクラですね)、そんな時にふとなにかで見つけた「ファンタスティック・プラネット」(しかも、1973年の作品!!!)
言われないとわかりにくいのだがこの作品、切り絵を使ったアニメーションで、一枚一枚背景の絵に重ねて撮影しながら動かしている。途方もない作業量と製作時間がかかったらしいですが、大抵、長編アニメにはつきものの名文句ですよね 笑
あらすじとしては、巨大な民族が生息する惑星で、人間たちは虫けら同然の扱いを受けていた。そんな中、高度な知識を身につけた一人の人間を中心に、人間たちが反乱を起こす、みたいな物語。SFの鉄板みたいなあらすじですが、この作品独特の色彩や個性的な動きだとか、強烈な容姿をした生物をみればきっと衝撃を受けるはず。
僕は普段、全然アニメを見るほうではないんですが、この作家の作品にはひどく興味を惹かれたのを覚えてるので、紹介しておきます。
切り絵と言えば、数年前から注目を集めていた切り絵作家、 福井 利佐も数ヶ月前に切り絵のアニメーション作品を出しましたね。
こちらも見てみたいんですが、誰か持ってませんか??笑
嬉しかったこと。
昨晩のこと。
すでにOKをもらったフライヤーと雑誌広告を紙に刷り出し、
データを焼きつけた入稿用のCDをまとめて鞄に突っ込んで、
僕はバイクでお客さんの元へとむかった。
待ち合わせの飲み屋さんに到着。
『お〜インポーくん!』
すでに少しお酒が入ってる Y さんと、k さんが笑顔で出迎えてくれた。
今回、仕事をくれたイベント会社さんは、
僕がSOLUに入る前、学生の頃からちょこちょこっと仕事をさせてもらってた会社。
だから出会いは3、4年前になるのかな?
Macのいじり方もままならない時を知ってくれてる方達。
よくあの頃のおれに仕事をさせてくれたな〜って、
今考えてみても信じられないくらい…。
『まぁ座りなよ!』
あっすみません!って座らせてもらった僕は、
鞄の中から印刷した紙をお二人の前に広げてみせた。
じっくり隅から隅まで見回す二人。
『これインポーがつくったんだよなー。すげーいいよ。かっこいいよ。』
おれ心の中でガッツポーズ。
そして続けてこう言った。
『インポーさ、 U の域に達したんじゃない?』
U さんっていうのは、元専属だったデザイなーさん。
僕が学生の頃からずっと憧れてたデザイナーさんで、
街で U さんのデザインしたフライヤー見つけては、
いつかこんな風にカッコいいのつくれる人になりたいなーって、
思ってた人。
『 U さんだなんてとんでもないっすよ!』
焦って言い返してみたけど、
K さんは紙から目を離さないまま言った。
『おれ U のデザインが一番好きだったんだよね。』
その言葉を聞いたとき、
じわーっと嬉しさが体中を駆け巡った。
もちろん僕なんて U さんの足下にはぜんっぜん及ばないけど。
ただ、ぜんっぜん仕事出来なかった学生の頃から、
ずっと仕事を見てくれてた K さんから、
嘘でもそう言ってもらえるんは、これ以上ないってくらい嬉しい言葉。
帰り道、テンション上がったままバイクに乗った僕は、
鼻歌を口ずさみながらいつも以上に危険な運転で帰ってった。
最高に嬉しい夜。
デザインを初めた頃を思い出せたそんな夜でしたとさ。
さっ今日も仕事頑張ろう!
今年の新潟ADCは惜しくも、受賞ならずでした。。
去年は審査の様子も、作品も年鑑でさらっと見ただけですが、これから回数を重ねるにつれてもっともっと盛り上がればいいなと思います。作品の内容も、規模も。
会場ではいつもお世話になってる代理店の方や懐かしい大学の先生方・先輩もいらっしゃいました。
この”新潟”という狭い世間での、そのまた狭い”デザイン”や”アートディレクション”というコミュニティ。
まだまだ認識は少ないですが、いち地方として今後も進化していってほしいです。
審査の過程から結果まで全体を通して、思ったのは力のある作品はどんな大多数のなかでも不思議と気になってしまう何かがあるんですかね。デザインのうまさやサイズの大小に関わらず、「おや?」と思わせたり、作品の前につい立ち止まってしまうようなもの。それがちょっとしたコピーだったり、遊び心でとりいれた要素だったり。
まぁ、ペーペーの僕が語れるようなものでもないのでこのくらいにしておきますが、日曜日はコレ観ました。

奇才・ヘンリーダーガーの謎に迫ったドキュメンタリー「非現実の王国で」
6月13日まで、シネウインドにて一日2回のみ絶賛公開中です!(内一回は朝10:00からです。。朝から映画みたい方はどうぞ 笑)
不思議ででたらめで残酷であったかくてなつかしくてちょっとかわいいダーガーの絵と珍妙な人生に魅せられてください◎
今日はADC審査&受賞式です。
昼過ぎ。
雨降る中傘をさしながら、
知人の先輩デザイナーさんと歩いて会場となったNSTへ。
会場には、いくつかの部門ごとに作品が所狭しと並べられていて、
僕の作品もぽつっと目立たぬまま置かれていました。
審査の時間。
会場内にアナウンスが入ります。
東京からいらした有名デザイナーさんが票代わりのカラーカップを持ち、
床に並べられた作品のわきをゆっくりじっくり見つつ、
気に入った作品の前に置いていきます。
公開審査なので、そのまわりを出展者みんながどきどきしながら見てました。
(おけ!!頼むからおいた方がいいんだって!)
自分の作品の前を通る度に、審査員に念を送り…
ときたま窓のむこうに広がる空を見ながら祈り…
視線を戻せばきっとカラーカップが置かれてるしれない…
置かれてるかもしれない…
結果。
惨敗でした…。
こんなワカゾウの作品に票が入るほど甘い世界ではないですが、
ただ信じて仕事をしたことに間違いがないわけで。
期待してるなんてあまい!
なんて怒られるかもですが、魂込めてつくった作品。
だからただ単純に悔しかったです。
泣きそうでした。
小学校の頃、野球部だった僕は試合が負けるごとに号泣。
鼻水垂れ流しです。
とにかく負けず嫌い。
でも大人になるにつれて、我慢を憶え、
いつしか泣けんくなってったっす。
ただ、ただ今日は、悔しくて悔しくて…。
もう一度初心にもどって仕事への取り組み方をあらためます。
足りない部分、みっちし鍛え直します。
もっといろんなもの、世界や、本や、人と出会って話して、
面白くてかっこいい作品、
『すげーいいじゃん!』って言われるようなのをつくりたいっす。
もちろん第一に、仕事を頼んでくれる人が喜んでくれるのが一番ですけどね。
でも僕は欲張ります。
そんなことを思えた、
とてもいい日でした。