店頭に設置するモニタで表示する映像を中心に、制作過程で派生が狙えるものや相乗効果が期待できるアイデアなどをまとめます。

 

全体テーマ:「ここで作ったものであれば口にしたい」

 

コンセプト:稲作の土地、雪との共存、日々手をかけ大事に育てる。この土地、この時代、この人々が作り出す味わいのファンになってもらおう。

  • 世界に数多あるワインの銘柄の中、越後ワイナリーの個性とは何なのか。ワインの背後にある環境やストーリーは品質と同じくらい重要なものになる。「普段ワインは飲まないけれど、ここのだけは和食に合う感じが日本酒にも近くて、好き」、などと感じてもらえるのは非常に大切なこと。

店頭設置モニタの役割

  • たとえワインはそれほど飲まないという方でも、ワインに対して興味を向けていない方でも、この場所に来たら感じるものがある。
    ここには雄大な自然と日本らしい田園風景、そしてユニークなワイン造りがあることを知ってもらう。
  • ワインが好きで様々な知識を持つ人たちは、この場所に来たらさらに多くの見るべきものがあり、気がつく面白さに溢れている。
    彼らの感覚をそういったことを知らない人たちに、少しでも感じてもらう、その手助けをする。
  • 見てもらいたいもの(見たら何かを感じてもらえる期待が持てるもの)に気づかない、せっかくこの場所にいるのに、という悲劇を避けるための最低限の見逃し防止装置としての情報発信。

以上の3点を踏まえることで、予算や手間などのコストを冷静に検討し、どのようなものを打ち出していくかを吟味することができる。

店頭用映像のアイデア(まずはそこまで予算と手間をかけずに、かつ、目標を達成できるもの)

  • 越後ワイナリーが存在する環境の四季の移ろい×タイムラプス表現などの目を引く演出
  • 雪室や雪中作業などの越後ワイナリーならではの場面と端的な説明×映画のように質感のある撮影技法で格式や迫力を表現
  • 「和食に合う」を直接的に表現できるような料理と一緒の食卓×ワインを囲む楽しそうな人々の様子に「美味しそう」の共感をもらう

映像や写真を中心とした広範囲のイメージ展開

  • 日常の作業や季節ならではの出来事の紹介 季報・ブログ(一昔前は日記のスタイルが多かったが、もう一歩踏み込んで読み物要素があるとよし)
  • ワイナリーのショップで売っている商品の紹介 紹介チラシ・ブログ
  • ワインはこうやって出来る(品質や味の決め手となるものも伝える) リーフレット・web特集
  • 越後ワイナリーの製造工程(特徴的な製法のメリットなども伝える) リーフレット・web特集
  • 目で見て動きを感じてもらいたいもの youtubeチャンネル

など

ブログの役割は、硬い説明ではなく店員さんの話を聞いているような感覚に近づけること。

チラシ、リーフレット、特集、youtubeチャンネルの役割は、お客さんが多少なりとも興味を持ってくれた時に、”アクセスできる”「知りたい情報」であること。
そのために可能な限りお客さんが知りたいであろう情報を察知し環境を整えるべき。

 

店頭用映像を先行して制作し、集める素材や撮影の撮れ高を広く流用できると良いか

タイムラプス 例

季節ごとに同じアングルで1日の時の流れを記録、最終的には四季の変化を感じられるように。まずは春から撮影を始めたとして、春の素材のみでもそれなりに見応えのある映像が期待できる。

 

映画みたいな質感 例

構図と光の具合に気をつけると、当たり前と思っていたものたちの新たな表情が見えたりします。

 

ワインに合う季節の料理のようなもの 例

美味しそうな料理とともに。料理を作ってくれる方が名を出して良い方であれば、料理風景や解説コメントを撮影させていただくのもよし。

 

以上の三つをメインとして店頭用の映像を構成。

これらは、ソルメディエージ社内の設備や人員で対応が可能なため、予算に合わせることができる範囲が広いのも強み。

 

店頭映像以外に広く展開するアイデア

ブログ:あまり真面目に書き過ぎると、更新頻度が低くファンがつきにくいブログになりがち

本題のワイン以外に、見にきてくれた人との共通の趣味や話題(ワインから細々とでも関連づけられる事柄、例えばぶどうのお菓子、キッチンウェア、ガーデニングの話題にもつながるかも)が見いだせると、「有益な情報がある」と感じてもらいやすい

 

マップやワイン作りの工程図表、ブドウの成長の様子などの、一枚ものの紙資料:一目でなんとなくわかる(一覧性)感じと、紙ならではのそこに確かにある(現物感)信頼感

共通のイメージで揃えることで、集めるという意味合いの付加価値も期待できる

 

youtubeチャンネル:ブログとの連動を念頭に、知りたい・見たいと思った人がいた時に、知ってもらう・見てもらうためのものをおいておく場所、というイメージ

  • ダイジェスト動画
    店頭で流す映像そのもの、あるいは多少アレンジしたもの。短い尺で越後ワイナリーの特徴が少しずつ全部入っているもの
  • 解説動画
    興味を持っていただいたお客さんの知的好奇心に答えるために、主要なテーマについてわかりやすく解説することを目的とする(例:雪室の仕組みと通年の様子)
  • 行事動画
    大きなイベントでなくとも、ブドウの栽培に関わる細かな作業であったり、その時期にしか見られない畑の様子であったり、規模にとらわれずどんな些細なことでも土地と時期ならではの出来事を紹介(99人にそれなりに好かれる事柄もあれば、たった一人がものすごく好きになってくれる事柄もある)
    youtubeでの展開の大きな利点は、動画の数が多すぎて困るお客さんはいない(制作と管理はそれなりに大変ですが)という点

 

また、ダイジェスト映像を効果的に活用するために、ダイジェスト映像と詳細映像の諸々を直感的にリンクさせる仕組みも提供できます。
ダイジェスト映像を作るにあたり撮影機会を吟味したとしても、おそらく膨大な撮影素材が手に入ります。しかし、見どころという意味ではダイジェスト映像の方が華やかになるため、せっかくの映像素材を公にできる機会は多くありません(ダイレクトに公にしてしまうと”長くつまらない動画”という評価を受ける羽目になることが多い)。
ダイジェスト動画と効果的な紐付けができれば、それは”長くつまらない動画”ではなく”興味を持った事柄について詳しく教えてくれる動画”に化わります。

新潟市対海外向けPV_WEB_wireframe01_s

以降のちに追記