ようやく今年も雪とお別れになりそうなので最後の雪ネタ。
雪のなにが厄介かというと、どかっと腰まで積もる、みたいなことももちろんなんですが、解けはじめというのも実は地味に厄介なわけです。
氷は氷で残っていて、上部の部分はシャーベットに、雪解け水は伏流水のように目には見えず。
滑って困ると思っているとズボッとハマるというわけです。
人も車も。
最後の最後にハマって大変な思いをしてる人、昨日今日で周りにも何人かいたようです。

今年は特にハマる車を多く見かけました。
全体的に除雪が間に合わず、凸凹が多かったのでしょうがないといえばしょうがないんです。
が、もしかしたら結構脱出の仕方を知らない人が多いのではないか?と思ったのです。

弊社の近所も狭い道が多く、除雪車の除雪順は後回しにされがちなので、ハマっている音が聞こえたら手を離せるメンバーで救出に出て行くのです。
毎年何台かは手伝うんですが、皆とにかくタイヤを回すんです。
空回りするなら、滑る以上にもっと回せば進むはず、というイメージを持っているように見えます。
で、どんどん溝は深く滑らかに、車体は低く落ち着く方に、さらにハマって行くわけです。

まず、タイヤが空回りしたらそれ以上は進みません。
新雪で車高の高い四駆とかだったら別ですが、硬い路面で空回りしたらその回は終わりです。
というのも、タイヤと路面をつなぐ摩擦の力は、滑り始めるまさに直前が一番大きいからです。
一回滑り出した後は、おいしくないってことですね。
重い荷物を動かす時に、一回動いちゃうとわりと楽に動く経験、あると思うんですがあれと同じです。
グッとやるとズッとうごくので、ギリギリの線でジワリと力を加えるのが基本なわけです。

僕が知ってるということは中学校で習う筈の内容ってことです。
勉強なんてなんの役に立つのか、なんて普通に思ってたわけですが、なんの普通に役立つわけです。
山奥で一人でスタックしようものなら命に関わることさえあるわけです。
勉強て大事。
世の中には微分積分に人生を救われる機会もあるのでしょう。
(微分積分はまったくわかりませんが。。)