近年稀に見る大雪に見舞われた新潟市内です。
米酒魚+雪、のイメージの新潟ですが、新潟市のさらに中心街は海に近く山も無いのでそんなに雪は降りません。例年なら。
が、数年に一度どかっとくるわけです。

災害といえば災害なので大変ですが、実はそんなに嫌いではありません。
もともと雪国の生まれ、第二の居住地も豪雪地帯だったので、雪かきやら何やらも慣れていますし、綺麗な雪景色やすごくいい場面にもたくさん会えるのです。
とくに、街中のほとんどの人たちがハイパー思いやりモードに入るので、日常が一変します。
誰かの車がスタックするんです。街中いたるところで。
大体の人が手を貸してくれるわけです。相当やむにやまれぬ事情がある人以外はほとんどです。
やむにやまれぬ状況の人は、別の地域の人と仕事をしていたり。
市内の人はどうにもならないとわかっているので、急いでとか言わないわけです。

普段は渡れない横断歩道も、車が譲ってくれます。
1人しか歩く幅のない歩道を、笑顔で譲り合いながら、オシャレしてしまった女性を優先に、イライラ怒る人はいません。
普段のギスギスイライラとは空気が違うわけです。

今仕事で、和の精神とか調和とか、そう言った言葉を触っているのですが、日本のいいところって単純にこういうところだなと感じます。
八百万の神というのもお天道様というのも僕は普通だと思っていて、悪いことをするとお天道様が見ているし、どこからか知らないけどばちが当たる。
人の力ではどうにもならないことなんていくらでも、それこそ800万より多くあって、それらとうまくやっていくしかないでしょうし、いただくものも多いはずで。
そんな世界で人同士でギスギス、誰が得したとか、本当はどうでもいいことだったりして。
(神様とか自然とかを気にしなくなってそのまま空気やしきたりや習慣だけ残ったら、そりゃただのめんどくさい田舎みたいなことになってしまうなあ移住トラブルみたいな)
(でも、普段の生活で皆がハイパー思いやりモードだとやな人もいそうです、おしゃれじゃないしスマートじゃないし都会派じゃない感じ)

そんなことがほんの数時間とか数日間ですが、実感として味わえるのがこの大雪。
不謹慎な言い方かもしれませんが、笑って済ませることができるギリギリの範囲かな?この“災害”がもたらす日常は嫌いではありません。
もしかしたら雪のせいで人生を左右するようなひどい損害を受ける方もいるかもしれず、そういった方にかけることのできる言葉はないのですが。。