なんとなんと、新潟市、若者に寛容な街のようで、賑わい創出の名の下にスケート方面にも理解を示してくれているようです。

16年の11月3日。

祝日ですが、cut in parkと銘打ち、様々なストリートカルチャーの匂い漂うイベントが行われます。

ダンス、バスケ、けん玉、などなど。

 

メインはやはりスケボー。

JSFの公式戦も行われるそうで、ワークショップやデモライドと合わせて、一日中楽しめることでしょう。

そしてなんと、これに合わせて会場となる旧水揚場、通称 大カマにはセクションが!

村上から来たハーフパイプ?というのでしょうか(昔はバーティカル、バートとか呼んでた。競技名?)でかいのがあります。

そして新造のストリートセクション。

ちょっとモダンではないところもありますが、こんな大掛かりなものが新潟市にできるとは!びっくり。

西海岸公園にもあったりしますが、やはりちょっとどうにもあれなので(スケートできるだけでもありがたいことは確かですが)。

 

そもそもスケートなんて、社会的に見たら迷惑千万、鼻つまみ者以外の何者でもないわけです。

リアルストリート、みたいな価値観ももちろんわかるし好きなんですけど、いい歳で街中で器物破損とか自分はできないなと思ったのが10年ほど前でしょうか。今の仕事について忙しくなったのもありますが。

だんだん石の値段とか手すりの値段とかわかってくるじゃないですか?そらおこられるわ、というか自分だったら怒るわ。

 

というわけで、実際滑る場所というのが切実な問題なわけです。

つまり、生活の中で挑戦する機会が激減したということもできるわけです。

スポーツとしてみると『挑戦』という意味で悪くないんですよ。

チャレンジという言葉そのものであるジャンルです。自分の心に打ち勝たなければなりません。そうしないと体が動かないのです。

正直、オリンピックで種目として取り上げるものでもない(多分グッとは来ない)とは思うんですが、もしかしたら今後もう少し地位が上がると感情移入できるくらいの物語が紡がれるのかもしれません。

 

というわけで、滑る場所が増えたこの数日間はそこそこ楽しかったのですが(セクション未完成につきほとんど滑ってはいない)、公共のパークというものの難しさもなんとなく想像できました。

というのも、今回は試験的な一般開放という意味合いが強く見受けられたんですが、細かいルールなども様子を見ながら検討、という感じでした。

こういうところをしっかり作ってしっかり運用する、というのはやはりそれなりに難しそうです。

また、要ヘルメットの掲示にも被らない、アルコール禁止の掲示にも持ち込み、開放時間過ぎても終わらない、みたいな様子を見てしまうと、公共パークも遠い夢かと。すぐなくなっちゃいそうです。

滑る場所が増えてくれると本当に嬉しいんですけどね。

でも、そういう類のスポーツ?なのでまあしょうがないです。

ちゃんとやっていた当時は、滑るものがなければ作ってしまえということで、長岡のスポーツ量販店の歴代店長のご厚意もあって、店舗の横のスペースにセクションを置かせてもらったりしていました。

まあやっぱり時の流れで状況が変わると、有志のみなさんも維持ができなくなったりで大変でした。

負い目なくスケートができる場所って、結構貴重なんです。

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警備員ファック!とか言ってる本格派の人はあんまりパーク来ないイメージなんですが。

もうそれはスポーツではなくカルチャー、アートなわけです。

人に迷惑をかけて人のものをぶっ壊して自分を表現するのだから、アートとして認められないと、アートという免罪符を手に入れないといろいろ叩かれるわけです。

そこにヘルメットがあってはいけないのであれば、ない方がいいでしょう。

命がけに価値を見出す価値観もわかります。

 

ただ、パークではダメです。人とぶつかるから。

上手い人ってこけても怪我しないし、死ぬような転び方はしないんですが、人とぶつかるとどうなるかわかりません。

死んだら多分無くなりますよね、関連全て。場所も機会も。

そういうのがあるから、そもそも作られない現状なわけで。

 

うまく根付くといいなあと思う話。