というわけで、何とか無事に「にいがた☆MINATOPIKA」終了しました。

天気の悪い週に当たってしまいどうなることかと思いましたが、4日間ともに18時半〜21時の開催時間帯は奇跡的に雨が弱まり、「見るどころではない」という事態だけは避けることができました。

もう1日後ろにずれていたらちょっとやばかったかもです。

会場へのアクセスの問題や有料エリアの捌きなど、個人的には色々心配していたことが多かったのですがどうだったでしょうか。

上映の進行に集中しなければならなかったので、全体の雰囲気を掴みきれていないのは確かなんですが、それでも際立った悪評や苦情があったとは感じなかったのです。

隣接の駐車場が使用不可という旨は、様々な媒体でどんなに告知を行っても「足りる」ことはないと思っていたのですが、その関連のトラブルの話題を耳にすることがなかったので逆にびっくりしました。

見に来てくれたお客さんが、はじめから最後までどんなに素敵に振舞ってくれたことか。

いい大会で終われたのは、お客さんたちのおかげの部分がすごく大きいです。

 

というわけで、上映時に映像を順番に再生する係をやっていたので、僕自身は全部の作品をちゃんと見られたわけではないのですが、来てくれた皆さんは楽しむことができたでしょうか。

実は30秒刻みくらいの時間割だったので(結構マジで)、次の準備をしたり時計とにらめっこしたり。

初日に終了予定時間をオーバーしてしまったのですが、その反省を生かして2日目以降は±2分以内に収めるという。

フリーのトークがあったり時間を読みにくい中、舞台監督を務めたマッピング協会さん、お疲れ様でした。

 

というわけでバタバタしてたら、急に受賞した!

一応今年もエントリーして、なんとか最終上映には残るとができてはいたのですが、国際コンペ(審査員の主力半分は海外勢)なのに日本語ラップだし漢字ひらがなだし、さすがにちょっとやりすぎたかな?と思っていたのです。

でも、ゲスト審査員として遠くハンガリーから来てくれたBordos(ぼっさん)やマカオから来てくれたCasber(超いい人)に、「言ってることも書いてることも全然わからなかったけど、メッセージだけはすげー伝わってきたよ!絶対開けてやるこの○○ヤロー!みたいな」ていう感じのことを言ってもらえてすごく嬉しかったです。

(英語が得意ではないので、多分こんなことを言ってくれてるんだろうなというあれですが)

それと、デジハリの学長がボソッと言ってくれた「オチね」という一言も嬉しかったです。

上の2点だけ伝わってくれれば目標成就のようなもの。

そもそもやりたかったのは、頑張ってドアを開けようとしている人が押しても引いてもどうにもならず躍起になっているけど実はスライドドアでした、チャンチャン。

ドアが開けたければ開けたいほど、躍起になればなるほど、最後に視点を変える面白さが出るかなと思ったので、ドアを開けていくという行為を人生に例えたちょっと青臭いくらい熱いラップに合わせて勢いで行った次第です。

さすがに速すぎて全部は聞き取れないのですが、ラッパーのKRYZ氏のスキルで「なんかわかんないけど何かが伝わってくる」音が生まれました。

CSさんの撮影の合間にサラサラと書いた「こんな感じメモ」を渡しただけだったのに!すごい。

 

僕は全文を把握してるので、後半に向かってドキドキしてくるんですよ。

この感覚をなんとか会場で初めて見るお客さんにも感じてもらいたいなと思って、それだけを考えて映像の制作に入りました。

そう、ぶっちゃけ当初はマッピングのことは全然気にしてなかったのです。

マッピングとして成り立つくらいのツボは押さえようくらいで。

どちらかというと、お客さんの心情をリードしてくれて記憶を引き出したりイメージを飛ばしたりする演者が大事だなと思って、変な棒人間をどう動かすかだけ考えていました。

絵が綺麗とか、正確なアニメーションとか、そこらへんも取っ払って、とにかくもがいてもらいました。

手書きでガッと描いた感じでも相性良いだろうという計算もあり、とにかく勢いというか感情的に動くように技術的には拙いながらも描いたわけです。

頑張ったことがある人が、頑張った時のことを思い出してドキドキしてくれたら最高、最後のオチはベタな話でもありますがこの作品に限っては「ブレイクスルー」の意味も持つので、そこで共感をもらおうという目標設定です。

 

KRYZ氏が作ってくれたリリック全文やその他細々も紹介したいのですが、長くなりすぎる予定なので次回に分けたいと思う話。