プロジェクションマッピングのおかげで沖縄へ。

近く、沖縄で演出仕事があるのです。仕込みやリハもあるのでちょっとの間滞在します。厳冬の新潟から脱出できるのはちょっと役得といえるでしょう。

先日、現場調査と打ち合わせ兼ねて一度行ってまいりました。担当の方が、良し悪しを肌で感じるタイプの方だったので、率直な意見交換ができて楽しかったです。

沖縄では、「プロジェクションマッピング」と謳うものの微妙なモノが多いとのことでした。まっとうな見積もりを出すと、どこか他のところがもっと安く請け負って微妙なモノを実施して「こんなもの?」という空気が各方面充満してると。

担当の方は、演劇のようなものにも関わっているので、お客さんがいての演出っていうものが自然とわかっているんだろうなと感じました。この「お客さんがいるところに放つ演出」っていうイメージがないとなかなか作りにくいだろうなと思っているので、本格派の感覚はすごいなと思いました。こちらから良し悪しなくとりあえずアイデアの数を出しても、良さそうなのをピンと取り上げて、いろいろ組み合わせて悩んだりしてくれました。久しぶりに「この人はこうしたいんかな」というイメージが描けました。

その方自体は、映像がわかりますというわけでもプロジェクションマッピングがわかりますと言っているわけでもないんですけどね。言ってることは「いい感じに」とか「ニューヨーク!」とかなんですが。単純に審美眼があるというか、持つ覚悟をしているというか。

審美眼、大事だなあと思います。センスが良いとか悪いとかは言われてもしょうがないし、僕も言われても困るんですけど、自分の審美の眼は大事です。

「ああ、あなたはそのセンスの悪いダサいのが好きなんですね」と言われるのはいいんです。それぐらいは覚悟ができてきました。人に言う時は言い方に気を付けなきゃですが。

ただ、自分の好きなもの、いいと思うものを人に伝える必要がある時に、「それ好きなの?嫌いなの?どうでもいいの?なんなの?なぜそれを表明した?」と思われるのはダメそうです。

人に売り込んでるのに、自分で良いと思ってないでしょ?と感じる時は注意が必要だと思うようになりました。経験上みんなが損をすることが多いからです。言われた通りにやりました~と槍を投げるとそうなることが多いようです。

そこで必要なのが審美眼だと思っています。美的感覚が特殊すぎる人は、多少世間一般に近づける必要はあると思いますが、自分で良いと思えることじゃないと人には勧められません。

なので、無理めの話でも諦めず良い方法を探すわけです。まあ、無理なことはありますが。

というわけで、沖縄の案件はまだ無理めですけど、うまくいったら面白いかも?というところまできましたので、あとは実現に向けていろいろなんとかすべし。